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金融機関あれこれ

こんにちは。

今日は珍しく金融機関の話です。
前回のメルマガで、新規事業開始のご案内をしました。事業拡大に伴って、金融機関から資金調達をしました。当社ができる資金調達の規模などは世の中の水準から言ったら本当に小さいものですが、新規の金融機関の審査は制度融資といえど時間がかかります。スッキリしない日々が続きます。

さて、新規事業では富山市にひとつ店舗があるので、店舗入金用に新しい銀行口座が必要になり、口座開設の手続きをしました。これがなかなかちょうどいいサービスがなくて想像以上に時間を要しました。

一番使い勝手がいいのはゆうちょ銀行です。なんといってもネットバンクが無料というのがいいです。全国どこにでもATMがあります。ゆうちょ間の送金は5回まで無料です。1法人で複数口座持てるので管理もしやすいです。

ところが、追加口座でさえ口座を開くのに2週間くらいかかります。センター処理だからでしょう。先月末に手続きしてまだできていないです。

また、地方の店舗の近くの郵便局はATMコーナーも17時で閉まってしまうので、当日の入金には向かないということがわかりました。ゆうちょ銀行はあきらめました。

信用金庫の口座があるので、「しんきんゼロネットサービス」を使って通帳入金ができるのではないかと考えました。ところが、店舗近くの信金は「しんきんゼロネットサービス」に加盟していないということでした。すべての信金が加盟しているわけではないようです。

それでは店舗近くの信金に口座を作ってとりあえず入金だけでもできるようにしようと考えましたが、地方の信金は東京の会社の法人口座を簡単には作らせないようです。詐欺やマネーロンダリングに使われることもありますから、それはそうでしょう。ということで、信金もあきらめました。

結局どうしたかというと、店舗の近くの地銀の東京の支店に口座を作りました。事情を話すとすぐ対応していただけました。即日で口座ができて、数日後にはネットバンクとキャッシュカードも用意できました。見直したぞ地銀!やっぱりこうでなくては!。そして数日後の土曜日、「社長、土日は硬貨の入金ができません!」なかなかうまくいかないものです。

今日はあまりITに関係ない話でした。(関係なくもないですね、FinTechはどうした!?)

では。

※本記事はメールマガジン『インスクエア ビジネスニュース』に寄稿しました。


データ復旧事業

現在、ITサポートサービスの新メニューとしてデータ復旧サービスの準備中です。価格、競合対策、展開方法など、まだいろいろと整理しなければならないこともあるので、完全にオープンにはできないのですが、まもなくニュースリリースをする予定でいます。また、海外での展開も視野に入れています。

データ復旧とは、故障した記憶媒体からデータを救い出すことを指します。記憶媒体とは、ハードディスク、SSD、USBメモリ、SDカード、はたまた水没した携帯なども含まれます。

このメルマガでもバックアップの重要性は何度かお話ししていますが、ついつい面倒くさがっているいうちにPCが故障します。また、まぁ大丈夫だろう、という根拠のない期待もありますね(人のこと言えません)。

今やデータはお金や不動産、場合によってはそれ以上に重要な資産です。たった指の爪程度のチョップに恐ろしく重要な資産が格納されていますから、なんとも恐ろしい時代になったものです。

このデータ復旧はどうやってやるのかご存じでしょうか?大ざっぱにいうと、壊れたPCやメモリから記憶媒体を取り出し、復旧専用のPCにそれを装着してデータを読み出します。

ハードディスクを例に取ると、一番簡単なケースでは、ハードディスクをPCから取り出して他のPCに装着するだけでデータを読み出すことはできます。これらはちょっとPCに詳しい方であれば難なくできてしまうと思います。

次に簡単なケースでは、復旧ソフトを使って、通常Windowsなどが読み出せない領域のデータをハートディスクから読み出します。復旧ソフトが、普通にPCが扱えるデータに組み立てて復旧します。よって、復旧ソフトの優劣で結果に差が出る場合があります。

ここまでを論理復旧と言います。論理復旧はPCを組み立てる知識と復旧ソフトがあれば対応できます。

論理復旧ができない場合は、物理的に何か壊れている可能性がありますので、ハードディスクを分解して修理となります。作業中にディスクや埃などが付かないようにベンチレーターの中でハードディスクを分解、修理です。ここからは専門家の分野になります。

私はもちろん!、自分でここまでやったことはありません。

以上はハードディスクの例ですが、SSDやUSBメモリなど、電子素子に記録するタイプのメディアの場合はどうやるかご存じでしょうか?

論理復旧まではだいたい同じなのですが、物理復旧というと。。。それは企業秘密です!

と言いたいところですが、実はよく分かっていません。かなり特殊でニッチな分野ですが、大変興味深い世界です。今度このメルマガで、3月から当社の社員として加わったデータ復旧のプロにも書いてもらいましょう。

新しいことをやるにはそれなりに時間と資金を必要としますので大変です。世の中の水準からすると当社が取り組む事業などはとても小さなものですが、その立ち上げのプロセスはよい経験となります。いろいろな方のご支援を頂いて、なんとか滑走路の端までたどり着いたという感じです。これから離陸して飛び立たねばなりません。現在進行中ですが、状況が落ち着いたらメルマガでも書きたいと思います。

※本記事はメールマガジン『インスクエア ビジネスニュース』に寄稿しました。


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