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データ復旧事業

現在、ITサポートサービスの新メニューとしてデータ復旧サービスの準備中です。価格、競合対策、展開方法など、まだいろいろと整理しなければならないこともあるので、完全にオープンにはできないのですが、まもなくニュースリリースをする予定でいます。また、海外での展開も視野に入れています。

データ復旧とは、故障した記憶媒体からデータを救い出すことを指します。記憶媒体とは、ハードディスク、SSD、USBメモリ、SDカード、はたまた水没した携帯なども含まれます。

このメルマガでもバックアップの重要性は何度かお話ししていますが、ついつい面倒くさがっているいうちにPCが故障します。また、まぁ大丈夫だろう、という根拠のない期待もありますね(人のこと言えません)。

今やデータはお金や不動産、場合によってはそれ以上に重要な資産です。たった指の爪程度のチョップに恐ろしく重要な資産が格納されていますから、なんとも恐ろしい時代になったものです。

このデータ復旧はどうやってやるのかご存じでしょうか?大ざっぱにいうと、壊れたPCやメモリから記憶媒体を取り出し、復旧専用のPCにそれを装着してデータを読み出します。

ハードディスクを例に取ると、一番簡単なケースでは、ハードディスクをPCから取り出して他のPCに装着するだけでデータを読み出すことはできます。これらはちょっとPCに詳しい方であれば難なくできてしまうと思います。

次に簡単なケースでは、復旧ソフトを使って、通常Windowsなどが読み出せない領域のデータをハートディスクから読み出します。復旧ソフトが、普通にPCが扱えるデータに組み立てて復旧します。よって、復旧ソフトの優劣で結果に差が出る場合があります。

ここまでを論理復旧と言います。論理復旧はPCを組み立てる知識と復旧ソフトがあれば対応できます。

論理復旧ができない場合は、物理的に何か壊れている可能性がありますので、ハードディスクを分解して修理となります。作業中にディスクや埃などが付かないようにベンチレーターの中でハードディスクを分解、修理です。ここからは専門家の分野になります。

私はもちろん!、自分でここまでやったことはありません。

以上はハードディスクの例ですが、SSDやUSBメモリなど、電子素子に記録するタイプのメディアの場合はどうやるかご存じでしょうか?

論理復旧まではだいたい同じなのですが、物理復旧というと。。。それは企業秘密です!

と言いたいところですが、実はよく分かっていません。かなり特殊でニッチな分野ですが、大変興味深い世界です。今度このメルマガで、3月から当社の社員として加わったデータ復旧のプロにも書いてもらいましょう。

新しいことをやるにはそれなりに時間と資金を必要としますので大変です。世の中の水準からすると当社が取り組む事業などはとても小さなものですが、その立ち上げのプロセスはよい経験となります。いろいろな方のご支援を頂いて、なんとか滑走路の端までたどり着いたという感じです。これから離陸して飛び立たねばなりません。現在進行中ですが、状況が落ち着いたらメルマガでも書きたいと思います。

※本記事はメールマガジン『インスクエア ビジネスニュース』に寄稿しました。

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