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ストックホルム出張記

6/24~6/29までスウェーデンのストックホルムに行ってきました。
2回に分けてこの件について書きたいと思います。

本来書きたいことは情報を整理しないと書けない内容なので、今日はどちらかというと紀行文です。

ストックホルム行きの目的は、ITコンサルを契約していただいている顧客がストックホルムで開催するカンファレンスの会場のITのサポートです。その会社の関係する学会の国際会議が場所を変えて年1回開かれるのですが、それが今年はストックホルムだったということです。

その会議に合わせて、その会社も普段会えないパートナーや顧客と現地でカンファレンスをするのだそうです。そのカンファレンスも、現地と日本とアメリカ3拠点を電話とウェブ会議で接続して行うものです。と言っても、参加者は全部で15名くらいのものですが。

この件についてサポートは以前からしていましたが、間近になってもいろいろと尋ねてくるので、「私も行きましょうか」ということになった次第です。

使うものはパソコン、電話と会議用スピーカーマイク、ウェブ会議システム、プロジェクターとそれほど特殊なものはありませんが、専門家でもない人がいきなり、しかも不慣れな海外でそれを使えと言われても不安になるのは理解できます。私が行くと言って本当に気が楽になったとおっしゃっていました。

しかし、渡航の費用は出せないというので、自己負担としました(しかしホテル代が高い!)。個人的にはヨーロッパは行ったことがなく、ぜひ近いうちに行きたいと思っていたので、自己負担でも行く価値はあるなと思い決断しました。

行きはスイス航空チューリッヒ乗り継ぎ、帰りはオーストリア航空ウィーン乗り継ぎです。行きの乗り継ぎ時間はなんと40分、そして帰りの乗り継ぎ時間は18時間です。どちらも敬遠される時間設定ですが、今思えば、行きは早く、帰りはゆっくりと、なかなかよい選択だったと思います。

行きの40分乗り継ぎは大丈夫だろうか、とやや心配ではありましたが、スイス航空の本拠地で同じスイス航空同士の乗り継ぎですから十分可能な時間設定をしているはずと信じて、飛行機を降りて一目散にレッツゴーです。

結果、所要時間は25分ほどでした。しかし、事前に調べてシミュレーションしていなかったらどうなったことか。ターミナルを結ぶトレインが突然目の前に出現したら「えっ」となったと思います。

ストックホルムの空港から中心地までは約20分間隔で運行されるノンストップの電車で移動です。乗車時間は15分くらいです。タクシーにしようと思ったのですが、客引きがうるさそうだったので電車にしました。

海外で、一人で鉄道に乗るのは初めての経験です。この電車は社内に速度計が付いているのですが、驚くことになんと200キロ以上出ているではないですか。今時電車で200キロは日本でなくとも当たり前なのだなぁと実感しました。新幹線の凄いところはやはりあの過密ダイヤ運行にあるなと思います。

ストックホルム市内は、北欧に行ったことがある方ならお分かりだと思いますが、典型的な北欧の街並みです。気候が一番いい時で、朝は12度、日中は22度くらいと、本当に過ごしやすい気候でした。また、一番日が長い時なので、白夜にはなりませんが、真夜中でも薄明るい貴重な経験をしました。

本題のカンファレンスはというと、特殊な設備はありませんが、それだけのものを一発勝負で使わなければなりませんから、電話会議の設定手順、ウェブ会議の設定手順などはホテルの部屋で事前に何度か確認しました。

PCも自分で2台持ち込み、ホテルで仮想ウェブ会議をして動作を確認するなど、一応仕事は行いました(一応どころではなく結構必死です)。通信はホテルのWiFiがありますが、予備でモバイルのWiFiを2つ用意しました。この辺りは次回に詳しく書きたいと思います。

最後に、カンファレンス前日にウェブ会議の操作方法をレクチャーして準備完了です。実はそれが一番大変でしたが。どこに居ても同じですね。そして、それら準備の甲斐もあって、無事カンファレンスは終えることができました。
お客様には、「松澤さんがいなかったらできませんでしたよ」というお言葉をいただきました。お世辞でも嬉しいものです。

さて観光と行きたいところですが、数日前から会社のPBXが不調になってしまい、復旧作業をする羽目になってしまいました。日本では真夜中にリモートでストックホルムからPBXの再構築です。

ついてないなぁと思いながらも、やることは明快なので楽しいことでもありました。やっぱりインターネットはすごい発明だなと実感です。

PBXの修復も終わり、あとは観光です。と言っても、ストックホルムの街は小さいので、2時間もあれば十分観光できます。到着してからもちょくちょく出歩いてはいたので、それも合わせれば十分観光できました。

しかし、ペットボトルの水が500円するのはビックリしました。水に限らず、とにかく物価が高い。日本は物価が高いと思っていましたが、ヨーロッパに比べると物価は日本の方が全然安いなと感じました。素人ながらに、これは人口密度の差ではないかと思いました。パイが大きいと物も安くできると。とにかく日本のように人がいませんから。

帰りはウィーンで一泊です。乗り継ぎで空港外に出るのも初めての経験です。へたに外に出て、戻れなくなることはないだろうかとドキドキしながらのウィーン観光です。空港と市内はやはりノンストップの電車で16分です。もちろん、ウィーンでの通信状況チェックは忘れません。

ウィーンは文句なくよかったです。ストックホルムも新鮮でしたが、ウィーンの文化性や芸術性には圧倒されました。日本もあのくらい歴史や文化を大切にしたらいいのにとも思いますが、価値観の違いもあります。やはり日本はアジアの一員です。ウィーンに一泊した価値はありました。

最後は我慢の10時間フライトで月曜日の朝成田に到着でした。純粋なフライト時間だけで行きは15時間、帰りは13時間。行きのフライトの時間は英語の学習に使いました。ネットが使えないので、すごく集中できました。

今回の出張は、もう一つ大きな目的がありましたが、その達成度は10%くらいです。そのカンファレンスで、誰もが知っている有名な方とお会いできることを楽しみしていましたのですが、その方は私が担当したカンファレンスには出席しなかったので、お会いすることができませんでした。

同じホテルに宿泊していたので、最終日の朝食のレストランでお見かけしましたが、奥様同伴で、記念写真のリクエストは嫌がるのでやめた方がいいという周囲の意見もあって、遠くから拝見するだけとなりました。だから10%の成果です。

日本に居ても同じですが、何をやるにも準備が重要だということを、改めて認識する出張でした。

・事前の情報収集、
・予行演習(テスト、リハーサル、シミュレーション)
・普段からの備え

特に普段からの備えは1日ではできません。本番は2時間ですが、そのためにその何倍もの時間をかける。スポーツ競技は特にそうですが、ビジネスも同じですね。

次回は海外の通信事情について書きたいと思います。

※本記事はメールマガジン『インスクエア ビジネスニュース』に寄稿しました。

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