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USB Radioとラジオサーバ

普段AFN(American Forces Network-米軍放送)を流しっぱなしにしています。内容はリクエスト中心の洋楽がメインですが、米軍の福利厚生的な位置づけなので、番組のプログラムに関するリリースは大雑把なものしかありません。たまに良い曲だなと思っても、その曲名がわかりません。また曲紹介も英語なので一発ですぐに聞き取るのは自分にとっては至難の業です。しかも、DJも基本的には軍関係者なので、発音もネイティブそのものです(それがいいのですが)。そこで、常に丸ごと録音して、「おっ!」と思ったときにはその日時を記録して、あとで何回もヒアリング&ディクテーションして曲名などを突き止めることにしました。そのために導入したのがUSBラジオです。

USBラジオ ロジテック LRT-FMAM100U

購入にあたっての検討課題は以下です。

  • 語学学習などの目的で録音機能が充実しているラジオはありますが、数万円という価格がネック(ただのラジオだったら千円もしませんから)
  • 上書き的な録音であればやっぱりPCを使いたい。
  • AFNはAM放送なので、普通のラジオではPCの近くはノイズがひどい。
  • ラジオをPCから離せばいいが、そもそもPCとラジオが連動しないので使い勝手が悪い。

というわけで、すべてを解決したのがUSBラジオでした。付属のソフトでスケジューリングもできるし、録音デバイスはPCなのでファイルの削除もmp3ファイルを削除するだけ。それに、付属の3mほどのAMアンテナの感度がすばらしい。AFNの録音については大変満足しています。

不満な点もあります。事務所は電波の入りが悪くて、FMはケーブルテレビの同軸ケーブルでないとクリアに入らない。LRT-FMAM100UはFMアンテナを内蔵していますが、やはりクリアに受信できない。外部アンテナも接続できるらしいですが、外部アンテナの接続ポートは1つしかありません。そこにはAMのアンテナを接続しているので、FMの外部アンテナを接続できないのです。AMアンテナに細工をしてFMも受信できるようにする予定です。

PCは、ソフトなどの評価に使うデスクトップを使っていましたが、ラジオだけのためにずっと電源を入れておくのは電気代がもったいないと思い、今ではスペック的に使い物にならずLinuxでも入れて遊ぼうかと思っていたカシオのCASSIOPEIA FIVA (MPC-216XL)が使えるかと思って試したところバッチリでした。

CPU Crusoe TM5600(600MHz)
メモリ 384MB
Windows XP Pro
内蔵HDD 15GB
CASSIOPEIA FIVA (MPC-216XL)のスペック
  • CPU Crusoe TM5600(600MHz)
  • メモリ 384MB
  • Windows XP Pro
  • 内蔵HDD 15GB

今となっては(最初からですが)スペック不足で使い道がほとんどなかったのですが、ラジオサーバとして復活できてうれしいです。小型で消費電力も小さく言うことなしです。それに、つくりが丁寧でいいPCです。

ラジオサーバで復活したFIVA

ラジオサーバで復活したFIVA

PCの向かって左側の黒いUSBメモリのようなものがUSBラジオ LRT-FMAM100U です。起動しているソフトは付属のソフト「らくラヂ」です。

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