今週の日経産業新聞より(2009.9.19)
2009/9/14(月)から9/18(金)の日経産業新聞から気になる記事をあげてみました。ITを関連に中心に趣味的なものも交えて、主観でコメントしました。なお、著作権はすべて新聞社にあります。
PC用対策ソフト、ウイルス、流行前に予防、シマンテックなどが新機能。
パソコン用セキュリティー対策ソフトが、被害の拡大前に新種ウイルスをあぶり出す機能を強化している。ユーザーのパソコンから実行ファイルの動作情報を集め、統計的に分析して、ウイルスと疑われる特徴を持つファイルがあればユーザーに警告を発する。シマンテック日本法人(東京・港)、トレンドマイクロなどが新機能を搭載した製品を投入する。
2009/09/18, 日経産業新聞, 3ページ
Windows7の発売が近いせいかもしれませんが、最近「ウイルスバスター」が派手にテレビCMをしたり、ウイルス対策ソフトの宣伝が活発ですね。「ウイルス対策をするためにPCを買ったんじゃない」という文句がありましたが、本当にそう思います。普通に使うにはWindowsの標準機能+メールのウイルスチェックくらいでいいと思いますが。「安全にアダルトを見るために」というわけにもいかないでしょうが。
企業の商品やサービス、「ツイッター」の影響分析、ホットリンク
ソフトウエア開発のホットリンク(東京・千代田、内山幸樹社長)は、企業向けにミニブログ「ツイッター」の影響を分析する技術を開発した。特定の商品やサービスについての投稿や、影響力のある投稿者の情報を集め、話題が広がる経緯を調査する。ツイッターに公式サイトを立ち上げる企業も増えていることから、活用方法についても助言する。
2009/09/18, 日経産業新聞, 4ページ
ツイッターの話題も多いですね。この記事でもそうですが、ツイッターをビジネスで使う場合でも、注意しないといけないのは、中途半端にやると「みっともない」ということでしょうか。ある程度お金をかけてやらないと効果がでないと思います。小規模企業のマーケティングは地味ですが定期的な「メルマガ」や「セールスレター」だと思います。その上でブログやツイッターは意味があります。
企業向けクラウド、利便性売りに、国内需要狙う
企業のIT(情報技術)投資を狙ったクラウドサービスが国内でも本格的に立ち上がってきた。NTTコミュニケーションズは15日、信頼性の高い国内のデータセンターを使う電子メールサービスを発表。米セールスフォース・ドットコムは同日、クラウド基盤を条件付きで無償提供すると発表した。クラウドサービスの利便性を知ってもらい、商機につなげようという動きが相次いでいる。
2009/09/16, 日経産業新聞, 3ページ
GmailのNTTコミュニケーション判みたいなものですね。グーグルの「無料・外資で大丈夫?」に対し、NTTという信頼のブランドを表に出すようですが、「1000人以上の企業が導入する場合、1人当たりの月額料金は600円から」とあるので、やはり大企業相手の商売かという気がします。わかってないな、というか、これを使うとどれだけの効果があるか訴求できていません。
互換オフィスソフト「EIOffice2009」 「ネットブック」旋風つかむ
米マイクロソフト(MS)製オフィスソフトとの互換性をうたった「EIOffice2009」の販売が好調だ。調査会社BCN(東京・文京)によると、互換オフィスソフトの月間店頭販売本数で、4月以降は常に1位を維持している。互換オフィスソフトのユーザーはパソコンに詳しい40~50代が中心だが、同ソフトは20~30代が支持しており、女性ユーザーも多いという。
2009/09/16, , 日経産業新聞, 9ページ
互換オフィスソフト「EIOffice2009」が売れているらしいです。選択肢が増えるのは嬉しいですが、MSオッフィスそっくりなパッケージはいかがなものでしょうか?それくらい自分たちで考えたらと言いたいですね。それに文句を言わない(かどうかは知らないが)マイクロソフトも大人になりました。
ウェブマネー、パソコン起動するとCM、デスクトップに動画配信。
ネットワーク型電子マネーを運営するウェブマネーは、CM動画を配信するサービスに参入する。利用者がパソコンを起動するとデスクトップ上に自動的にCM動画が流れるようにして訴求力を高めた。利用者は動画を視聴して関連サイトに接続することなどでポイントを得られ、音楽やオンラインゲームなどのコンテンツを購入できる。
2009/09/15, 日経産業新聞, 1ページ
実際に使ってみていないのでわからないが、広告モデルはあくまでも利用の妨げにならないというのが原則だと思います。グーグルも見苦しいくらい広告が出たら誰も使わないでしょう。
MS、ウィンドウズ7、メールソフトでサービス誘導、携帯でも閲覧、グーグル追撃へ。
米マイクロソフトはパソコン用次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ 7(セブン)」で電子メール関連の機能とサービスを強化する。ネットサービスと連係できるメールソフトを普及させ、ネット上にメールのデータを置いてパソコンや携帯電話など複数の端末から同じアカウントを使う同社のネットサービスに誘導する。メール関連のネットサービスで先行する米グーグルを追撃する。
2009/09/14, 日経産業新聞, 3ページ
Gmail+メーラの組み合わせに対抗ですね。Windows7にはメーラーは標準搭載しないという方針だったらしいですが、PCメーカーからの要望が強いので搭載して出荷するモデルもあるということです。
日本オラクル、サース方式のCRMを納入、ソフトバンクBBに。
日本オラクルは、ネット経由で利用できるSaaS(サース)型の顧客情報管理(CRM)システムをソフトバンクBB(東京・港)に納入したと発表した。月額料金は約40万円。
2009/09/14, 日経産業新聞, 7ページ
小さい記事でしたが、セールスフォースでないところがいいですね。オラクルもたくさんBIツール持っていますからね。
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