Skype for businessが終了
こんにちは。
今日は京都に出張でしたが、いやぁ、暑かったです、京都は。
7月20日頃だったでしょうか。
顧客から、Office365のSkype for business が使えないという連絡が入りました。
数日後に訪問して確認すると、確かにログインはできるがオンラインになりません。調査していると、なんと全員が同じ症状であることが判明しました。これはもうPC側の問題ではなくてサーバー側の問題に間違いありません。早速マイクロソフトに問い合わせしてみると、数時間後に回答がありました。
なんと、「Skype for businessはサービス終了となったので、強制的にTeamsに切り替えとなり、Skype for businessは使えない状況です」ということでした。また勝手なことをするな、と思いつつ、「希望する場合はロールバックしてSkype for businessを使えるようにできます」とあるので速攻で依頼しました。
しかし、そんな案内あっただろうか?Office365の通知メールは結構たくさん来ますが、全部英語なので気がつかなかったかもしれません。
考えてみれば、当社はTeamsを使っているので、Skype for business がそういう状況になっているにまったく気が付きませんでした。
Skype for businessは元々マイクロソフトのLyncというメッセージングの製品ですが、Skypeをマイクロソフトが自社サービスとして買収したので、それに合わせてLyncをクラウド化してSkype for businessという名前でサービスしたものです(たぶん)。Skypeとは全く別物で接続性もなく、ただ紛らわしいだけの存在だったような気がします(終了したサービスの開設をしても仕方がない)。
後継のTeamsはAzure、SharePointをベースとしたコミュニケーションツールで、1対1チャット、グループチャット、トーク(電話)、ウェブ会議、ファイル共有と、コミュニケーションに必要な機能はほぼすべて揃っています。やり取りの履歴やアップしたファイルはすべてSharePoint上に格納されていますので、つまりはOneDriveでも確認ができます。そして、それはすべてAzure上ということですね。
ビジネスチャットもたくさんChatWorksやSlack、またマイクロソフトでもYammerがありますから激戦区です。後発でマイクロソフトが力を入れているだけあって、近年では久々の使えるサービスなどとも言われています。確かに使い勝手もよく、音声の品質も問題ありません。また、無料で使えるのがすごいですね(マイクロソフトアカウントの登録は必要です)。
結構使えるTemasですが、どうもメールとの使い分けが難しいというか、添付ファイルを探すのはメールの方が簡単だと思うのです。慣れの問題かもしれませんが、チャットは一時的に使うもの、という感覚が抜けません。
顧客の移行の準備をしなければならないので、また説明が大変だな、と思っています。
では。